02 │2024年1月14日

岡山バプテスト教会


週句 「わたしのパンを食べ/わたしが調合した酒を飲むがよい.浅はかさを捨て、命を得るために/分別の道を進むために。」
聖書   箴言9章5~6節

説 教 「関わり」 高橋周也牧師
聖書   ヨハネ2章1~11節

「ストーリーは関わりの物語」
 この巻頭言を説教の要約とする教会もありますが、私の文章はどちらかというと導入のイメージですから(場合によっては説教とは全く別)、インターネットでこの記事をお読みの方は、ぜひ当教会のYouTubeチャンネルをご覧ください。ちなみに、だいたい私の説教は、いつも75分ぶんくらい用意した後に20分弱ぶんくらいになるように削っています。ですから、切り落としがたくさんあるのです。先日、市内の製菓工場のアウトレットでケーキの切れ端を買いましたら、思いのほか美味しかったです。そのように、説教の切り落としにも意外とおいしいものがあるかもしれません。11の切れ端のうち4つを載せておきます。
 切り落とし①:元旦礼拝と7日の週報で、「今年の御言葉」をお奨めしました。決まりましたか?
 切り落とし③:今日の物語は婚礼ですが、このモチーフは3章29節にも使われています。教会はキリストの花嫁で、花婿はイエス様です。イエス様を信じる者たちの集いは、主イエス様と特別なパートナーシップ関係にあるのです。
 切り落とし⑧:キリスト教の信仰には、「あなたはどこに立つのか」と強く迫るところがあります。けれど、その「あなた(私)」は他者と切り離されていない「あなた(私)」なのです。キリスト教最大の異端は個人主義です。祈りは、他者と「どんなかかわりがあるのか」をいつも気づかせてくれます。
切り落とし⑩最近、梅田先生から受け継いだ本を眺めていた時、「伝統は未来を輝かせるときにのみ価値を持つ」(いつでも変わっていける自由を)とありました。アーメン、そうなりますように。