41 │2026年10月25日

岡山バプテスト教会


招 詞 すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。
聖 書 マタイによる福音書14章28~31節

説  教 「流れに逆らって」伊藤聰牧師
聖  書  箴言 25章 9~22節

「流れに逆らって」マタイ14章28-31節
ソロモン王の治世にイスラエルは栄華を極め、エジプト、メソポタミア、シリアなどからあらゆる富と文物がエルサレムにもたらされました。知的探求心に優れていたソロモンは、諸民族の伝統の中からさまざまな教訓や格言を学んだのです。しかし、皮肉にも、ソロモン王の統治に不満を募らせていた北部の10部族は、ソロモンの死後、分離独立してイスラエル王国となりました。一方、ダビデの王統は、ユダ族とベニヤミン族から構成される南部のユダ王国へと引き継がれたのでした。この南北の分裂からおよそ200年後、北のイスラエル王国はアッシリア帝国に滅ぼされ、南のユダ王国もアッシリアの属国として支配を受けました。このような危機的な時代に、ユダの王として即位したのがヒゼキヤです。ヒゼキヤ王は、アッシリアの顔色を窺いつつ、アッシリアに敵対する大国、エジプトに助けを求めました。しかし、エジプトにとってユダ王国は取るに足りない小国に過ぎませんでした。結局、ヒゼキヤ王は、二つの大国の狭間で難しい舵取りを余儀なくされるのです。
箴言25章1節には、「これらもまた、ソロモンの箴言である。ユダの王ヒゼキヤのもとにある人々が筆写した」と記されています。困難な時代を生きるため、ヒゼキヤ王もまた、ソロモン王が残した教訓や格言を学び、よい知恵を模索したのでしょう。(伊藤聰)