34 │2025年8月17日

岡山バプテスト教会


招きの詞 ダニエル書2章17~23節
17ダニエルは家に帰り、仲間のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに事情を説明した。 18 そして、他のバビロンの賢者と共に殺されることのないよう、天の神に憐れみを願い、その夢の秘密を求めて祈った。 19すると、夜の幻によってその秘密がダニエルに明かされた。ダニエルは天の神をたたえ、20こう祈った。「神の御名をたたえよ、世々とこしえに。知恵と力は神のもの。21神は時を移し、季節を変え 王を退け、王を立て 知者に知恵を、識者に知識を与えられる。 22奥義と秘義を現し 闇にひそむものを知り 光は御もとに宿る。23わたしの父祖の神よ、感謝と賛美をささげます。知恵と力をわたしに授け 今、願いをかなえ 王の望むことを知らせてくださいました。」

説教 「『よろしく』を伝えよう」 杉本拓哉協働牧師
聖書  ローマ16章1~27節

「キリストの祝福をお土産に」
ローマの信徒への手紙15章14~33節
 遠くに旅行してきた時や、大切な人と再会する際、お土産を用意することがあります。ご当地のキーホルダーや 名産品など、それぞれの好みに合わせて選ぶことでしょう。
 パウロは、初めて行くローマの教会の人々に、キリストの祝福をお土産として届けようとしました。神様から与えられた恵みの証を分かち合うことこそ、何よりの贈り物だと知っていたのです。「あの場所で困難もあったけれど、同時に人の優しさと、神様の確かな支えをいただきました。」そして、彼の旅の計画はローマで終わらず、さらにスペインへと喜びの知らせを伝えるものでした。そして祈りと支援を求め、共に福音の働きに招いたのです。祈りの輪で結ばれる時、誰かの働きは自分の体の一部分となっていきます。
 私たちも一週間の歩みを終えて、神のもとにお土産を持って集います。それは感謝と祈り、主の愛に根ざした言葉や行動、自分一人では成し得なかった主の御業です。そのような私たちの心と体を、主は喜んで受け取ってくださいます。そして自分では気づかない心のほころびも、隣人の励ましや指摘によって整えられていきます。互いに支え合い、戒め合う中、喜びと平和の主による祝福が満ち溢れることでしょう。