週 句 この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した
聖書 ルカ 4章21節
説 教 「涙をことごとくぬぐってくださる方」高橋周也牧師
聖書 ヨハネ黙示録7章9-17節
「ホンネから喜びへ」
今年もアドヴェントに入りました。イエス様の誕生:私たちの救い主が世にお生まれになった!そのクリスマスの出来事を待ち望む4週間を過ごします。しかし実は、私自身のなかに(少なくともこの説教の原稿を書き始めた段階では)どうも「待つ」ということに対する喜びが乏しいのです。何だか特に今年は、夏くらいから時間が一気に蒸発していってしまったみたいで、今日からは特別な1ヶ月間なのだという実感がもてないまま「もうアドヴェントになっちゃった」という気がしているのです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
皆さんにとって、クリスマス:イエス・キリストという方の誕生日は、楽しみなものでしょうか?もし、そうだとしたらそれはなぜでしょうか。あるいは、そうでないとしたら、なぜでしょうか。皆さんはどんな思いでこの季節をお過ごしになっているでしょうか。皆さんは、私のように、アドヴェント(クリスマスを待ち望む)というのがどこか、これは「毎年の教会の習慣だから」というように、どこか単なる行事の名前として頭の中の出来事になっていたり、他人事のように感じられたりするということはないでしょうか?もしそうだとしたら、私たちは今日一緒に御言葉を聴いて、その喜びを取り戻したいのです。あるいは、毎年クリスマスが楽しみで仕方がない!という方には、ぜひその信仰を深めていただきたいと願います。