週 句 いつものとおり二階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際(まどぎわ)にひざまずき日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。
聖書 ダニエル6章11節
説 教 「泥から生まれるもの」高橋周也牧師
聖書 ヨハネ福音書9章1~12節
「信仰者:顔に泥を塗られた人」
私たちの教会では、毎年9月を教会教育月間として過ごしています。そこで昨年9月5日の週報を見返してみると「今年度は参加者が徐々に増加し・・・今月から2グループに分かれる試みが始まったところです。ぜひこの機会に一緒に参加してみませんか?」と書かれていました。今年の春からは成人科2グループに加えてジュニアクラスも始まりましたから、3クラス体制です。数字ついでに参加者数を見ますと、教会学校に連なってくださる方々も微増が続き、礼拝出席者の3分の2くらいの方が、礼拝式だけでなく分級(教会学校)から続けて礼拝に参加してくださっていることになるのではないでしょうか。これは教会として大変喜ばしいことです。「数が増えたから」ではなく、聖書のことばを土台として語り合う喜びを毎週味わうことができる仲間として教会がここにあることが本当に嬉しいのです。
聖書を土台とするとどうなるでしょうか。その意味は、私たちが敬虔な言葉を美しく語り合うカッコつけの人々になることではありません。私たちが主にあっては弱さ(泥)に正直であり、それを互いに安全と思って分かち合う(顔に塗る)ことができることではないでしょうか。そこから生まれるものによって、教会は生きるのです。
教会学校の目的は、その活動を通して、すべての人々がイエス・キリストを信じる信仰告白に導かれ、教会を形づくり、生の全領域において主に聞き、主を証しする生活を確立していくことにある。―日本バプテスト連盟 1971年制定、1999年改定